読書の森〜ビジネス、自己啓発、文学、哲学、心理学などに関する本の紹介・感想など

数年前、ベストセラー「嫌われる勇気」に出会い、読書の素晴らしさに目覚めました。ビジネス、自己啓発、文学、哲学など、様々なジャンルの本の紹介・感想などを綴っていきます。マイペースで更新していきます。皆さんの本との出会いの一助になれば幸いです。

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「変身」カフカ(光文社古典新訳文庫)

「変身/掟の前で」他2編 カフカ 光文社古典新訳文庫 「変身」、「掟の前で」、「判決」、「アカデミーで報告する」の4編が収録されています。 今回は有名な「変身」について、感想などを綴ってみます! 小説の冒頭は次のように始まります。 ある朝、不安な夢…

「代表的日本人」 内村鑑三

今こそ名著「代表的日本人」内村鑑三 日本能率協会マネジメントセンター 今から112年前の1908年、「代表的日本人」は英語で出版されました。内村鑑三は日本的精神性とは何かを広く海外に知らしめるためにこの本を著したのです。岡倉天心「茶の本」、新渡戸稲…

「夜と霧」ヴィクトール・E・フランクル(みすず書房)霜山徳爾訳

ヴィクトール・E・フランクル「夜と霧」 みすず書房 霜山徳爾訳 わたしたちは、おそらくこれまでのどの時代の人間も知らなかった「人間」を知った。 では、この人間とはなにものか。 人間とは、人間とはなにかをつねに決定する存在だ。 人間とは、ガス室を発…

「老人と海」アーネスト・ヘミングウェイ

「老人と海」アーネスト・ヘミングウェイ 新潮文庫 ●概要 「さあ、殺せ、どっちがどっちを殺そうとかまうこたない」 来る日も来る日も小舟に乗り、漁をする老漁師サンチャゴ。残りわずかな餌に巨大なカジキマグロが食らいつく。4日にも及ぶ手に汗握る死闘。…

ソクラテスの弁明 プラトン著(角川選書)

シリーズ世界の思想 「ソクラテスの弁明」(角川選書)岸見一郎訳 ●概要 哲学の古典中の古典、プラトンが著した「ソクラテスの弁明」。本書では当時の古代ギリシアで実際に起こったソクラテスについての裁判における、ソクラテスの弁明の内容が克明に著され…

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方

1冊目はこちら! 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 KADOKAWA ●本の概要 二度とぶれない「自分軸」を見つけるための本。「この仕事をずっと続けていいのか分からない」「何かをしたいけれど、何をすればいいのかわからない」そんな人のために書かれ…